言語聴覚士(ST)の
個別支援に関して

個別支援の対象となるお子さんについて

言語聴覚士(ST)の個別支援では、ことばの遅れが気になる、会話がかみ合わない、先生やお友達とコミュニケーションをとることが難しい、対人トラブルがある、集団生活への適応が難しい、学習につまずきがある、発音が気になる等、ことばに関する困り事を抱えているお子さんの発達を支えます。
当事業所の個別支援は、未就学から小学2年生くらいまでのお子さんを対象に行っています。気になることがありましたら、まずはお電話でご相談ください。

支援内容について

言語聴覚士(ST)は、言語・コミュニケーションの発達について評価(アセスメント)をし、それらの発達を促進することを目的としたアプローチを行うのが主な業務です。しかし、ことばや社会性の発達にばかり目を向けていても、良いアプローチはできません。お子さんの発達を様々な視点から捉え、どうすればお子さんが本来持っている力を発揮することができるのか、困っていることの原因はどこにあるのか等について、常に考えながらかかわることを大切にしています。アプローチの方法は様々です。絵カードやプリント等の教材を使った課題だけに限らず、お子さんの好きな遊びを通して働きかけを行うこともあります。ひとりひとりのお子さんに合った方法で、発達を支えます。

個別支援を担当するSTについて

2021年3月までの約10年間、札幌市内の児童精神科に在籍し、お子さんの発達を支援する業務に携わってきました。児童精神科医、心理士、作業療法士(OT)等、発達の様々な側面に関する豊富な知識と技術をもった専門家の先生方とともに、チームで療育に取り組むことの大切さを学びました。これまで得た知識と経験を活かし、お子さんだけでなく保護者の方々にも安心して頼っていただけるよう精進してまいります。